桜前線北上す。東京でも開花情報が聞かれ、モーガンに乗ってお花見をして、おしゃれなランチを楽しもうという企画を実施しました。いつもは爆走する諸氏も、この日ばかりはゆるりゆるりと春分を楽しみながらモーガンを流していました。本企画の実施に際し、東京ベイコート倶楽部に併設されるイタリアンレストラン『オッジオ』の支配人始めスタッフの皆様、リゾートトラストの今井祐亘さんには大変お世話になりました。ありがとうございました。

おしゃれで意外にも緑が多く、大きな空を仰げる街、東京。ファッション・リーダーが集まる青山。そして、車好きが集まる絵画館前のいちょう並木。今回は、ここを集合場所にしました。この界隈は、都心ではモーガンが最も似合う場所のひとつだと思われます。これから始まろうとしているプチツーリングに、皆、期待が高まるのは当然のことです。ところが、集合時間になっても顔が揃わない…。渋滞に巻き込まれていたのでした。春の行楽シーズンなので、仕方のないことでありました。全員が揃ったところで13台のモーガンとクラブカー、それと高橋さん（No.246）の美しいグリーンのシボレーが動き出しました。シボレーも、実にいい音を響かせていました。

  お花見コースは原宿の表参道から始まり、皇居のお堀を中心に周遊しました。肝心の桜は満開とはいかず、三分から四分咲きといった感じ。もう３、４日待てば街を桜色に染めることでしょう。天気には恵まれたのですが、やや花冷えの様子で「満開の桜」を満喫するのは、この後に行われる神奈川支部のお花見ツーリングに譲ることにしましょう。ランチは東京ベイコート倶楽部『OZIO オッジオ』に。はしりと旬を意識したメニューを提供してくださり、味もボリュームも満腹、満足でありました。大人数で伺うため、テラス席を用意してもらったのは狙い通りだったのですが、だんだん体が冷えてきてデザートは室内に移動していただきました。特に女性の皆様には、寒い思いをさせてしまいましてごめんなさい。 

今回の初参加のゲストは、中京支部の手嶌さん（No.340）のお母様とファリバさんと鈴木みなこさんでした。手嶌さんのお母様のバイタリティには驚かされ、ファリバさんは私たちに合わせて日本語でお話してくれ、おかげで会話を楽しむことができました。機会があれば、またご参加くださいね。鈴木さんはバイクや車のイラストレーターをされています。作品を拝見しましたが、精緻な画と色使いに皆、感動しました。さっそく、「俺のモーガンも書いてもらいたいなぁ」と仮注文をするメンバーも現れました。ガレージの壁に世界に一枚しかない自分のモーガンの絵が飾られる…。いいものですね。鈴木さんにはいずれモーガンクラブの他のイベントにも参加していただいて、多くのメンバーの皆さんにも見ていただきたいと思いました。

最後に感謝の気持ちを森川レガリア部長に申し上げます。今回はかわいい記念フラッグを作成してくださいました。いつもありがとうございます。良いお花見になりました。

東京支部

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