●11月の伊勢志摩ナショナルミーティング<おかげ横丁>
◇おかげ横丁
伊勢神宮の内宮の隣に、平成5年7月にオープンしたおかげ横丁内には、江戸末期から明治初期の風情をテーマに、伊勢路の代表的な建築物を移築・復元しており、失われていく当時の町並みを再現しています。昔懐かしい町並みには、土産物店や味処など約40店舗が軒を連ね、ここでしか出会えない横丁名物を楽しむことができます。そんな中で、有名な4店舗を紹介します。
「赤福本店」
作りたての赤福餅を味わうことが出来ます。 お盆にのってお茶と共に頂きます。 庭の向こうには五十鈴川が流れています。赤福餅は、五十鈴川の清流にちなんで、白い餅でせせらぎの石を上にのせた漉し餡を指で押して二すじの波形を作って水の流れを表現しています。
「豚捨」
国産和牛をリーズナブルに味わえるお店です。牛肉にこだわって豚を捨てたことから名づけられたといわれています。店頭では人気のコロッケを気軽に買うことができますが、購入するのに長蛇の列ができることもあります。1階では牛丼・牛鍋、2階では、すき焼きやしゃぶしゃぶなどを味わっていただけるお食事処です。
「てこね寿司」
てこね寿司は、昔、漁師が釣ったかつおを、切り身にしてそこに醤油をまぶして手でこねて食べたって所から、てこねすしと名づけられたそうです。 秘伝の醤油ダレに漬け込んだカツオの切り身が、寿司飯の上にのったもので、おかげ横丁にも、てこね寿司が食べられるお店は数件あります。
「伊勢うどん」
ずんぐり太いめん、とろりと濃褐色のつゆ(タレ)で初めての人は、まず見て戸惑ってしまうでしょう。「たまり」と「醤油だし」の旨みが絶妙!? 独特の真っ黒いタレがクセになる、伊勢名物「伊勢うどん」。伊勢うどんは、「参詣者に少しでも早く出せるように」という考えから生まれたシンプルなおうどんです。小説にオドロオドロしく書かれたこのうどん、いったいどのようなものなのか・・・ぜひ試してみてください。見た目はすこし辛そうですが、かつおや昆布のだしをしっかり使ってありますので甘辛いまろやかな味わいです。
コメント