●モーガン 燃料電池車の開発
関西支部への、田中会員からの海外情報
今年前半は仕事の関係でほとんど海外におりいまはシカゴにいます。
さて、英国のカーマガジンの記事を紹介します。モーガンが燃料電池車を作ったようです。名前をLifecarといい、開発そのものはオックスフォード大学で1980年初頭にバンジージャンプを最初にはやらせた冒険家スポワーズが中心となり、190万ポンド(約5億円)の公的資金を得て2年半の開発期間をへて完成させました。
デザイナーは24歳のマシュー・ハンフリーズという青年だそうです。スタイルはエアロ8を更に近未来的に仕上げた感じです。個人的にはリアのデザイン処理がイマイチとは思いますが全体はなかなかカッコイイといえると思います。
燃料電池ユニットはフォードやダイムラーが使っているカナダのバラード製ではな、英国のキネティック社の物で出力は24kW。馬力に直すと30HP少々ですが、加速はキャパシタとの組み合わせにより0-60mph(100km/h)が7.0秒、最高速は85mph(136km/h)といい値です。 車重が650kgしかないことが効いています。
気になる市販予定ですがエンジン搭載車は来年、燃料電池搭載車は2012年と発表されています。
ただし、水素を充填するステーションが必要です。 大阪には府庁の横に一基ありますのでご参考まで。
なかなかツーリングに参加できないお詫びに海外情報でした。
THE MORGAN MOTOR COMPANYのLife Ccarのサイト
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